2014年2月16日日曜日

「梅の花」

メイです。

「雪(ゆき)寒(さむ)み、咲(さ)きには咲(さ)かぬ、梅(うめ)の花、

よしこのころは、かくてもあるがね」

意味:  雪が冷たいので、ぱっとは咲けないのですね。    
       梅の花、まだ今のうちはそうしているのが良いですよ。

これはネットで目についた梅に関する和歌です。
万葉集にある作者不明の歌で、まだ咲かない梅の花を読んだ歌です。
庭で蕾が膨らんでいる枝垂れ梅を撮ってみました。万葉集には梅に関する歌が119首あり、桜に次いで多いそうです。時代は変わっても、日本人の心は変わらないですね。

もう一首。

「春の雨は、いやしき降るに、梅の花、いまだ咲かなく、いと若みかも」
 
意味:: 春の雨は降りしきるのに、梅の花はまだ咲きません
まだ若いからでしょうか。
    (まだまだ、娘は子どもなんでしょうね。) 

大伴家持(やかもち)が藤原久須麻呂(くすまろ)に贈った5首のひとつです。話題は、家持(やかもち)の娘さんと、久須麻呂(くすまろ)の息子さんの縁談のことと思われます。家持の娘さんは後に久須麻呂の息子さんに嫁いだとのことです。

以上、ネットからの情報でした。

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